毎年6月24日に三重県志摩市磯部町にて行われている磯部の御神田(いそべのおみた)に行ってきました。あの有名な伊勢神宮の別宮のひとつ伊雑宮(いざわのみや)に伝わる民俗芸能の田楽であり、日本三大御田植祭のひとつでもあります。さらに重要無形民俗文化財に指定されていることもあり毎年たくさんの人で賑わいます。お祭りは「拝礼→苗取り→竹取神事→御田植神事 →踊込み→千秋楽の仕舞」という順番で行われます。
最初の拝礼。お祭りはこの行事からはじまります。
3番目に行われる竹取神事という行事。行った事がないひとでも写真等で目にしたことが多いのではないでしょうか。泥だらけになって大きなうちわ(ゴンバウチワというみたいです)を奪い合う姿はかっこいいですよ。(すいません・・・2番めに行われる苗取りの写真を撮り忘れました。。)
そしてこちらは御田植神事といいます。白と赤の着物をきた女の子が「早乙女」 そのまわりにいるのが「田道人(たちど)」です。写真には写っていませんが後ろでは太鼓や簓たちが演奏をしていますよ。
今年もたくさんのカメラマンがカメラを構えてました。
そのたくさんのカメラマン達に紛れて写真をとってみましたがあまり上手く撮れませんでした。
そしてこの後は踊り込み「エイエイシャントセー」という踊り込み歌を歌いながら、神田から伊雑宮までの200mを2時間かけて練り歩くのですが、田道人の男性たちが大きな声で楽しそうに歌を歌っているのがとっても印象的でした。この歌、数日頭から離れないんですよね。車の中やお風呂の中で、ついつい口ずさんでしまいました。
最後に、伊雑宮で千秋楽の仕舞 (太鼓と簓による短い舞)が披露され祭りは終わりを迎えます。
伝統を守っていく受け継いでいくことは簡単ではないと思いますが本当に素晴らしいことですよね。この行事が8月1日に東海テレビの「祭人魂」で放送されるそうです。太鼓を叩いている赤の着物の男の子がピックアップされるみたいです。
http://tokai-tv.com/matsuribito/
2015年8月1日(土曜日) 11:25~です。たのしみですね。
私も学生の頃にはよく行っていたお祭りですが、社会人になってからいくのとまた違った見方で祭りを楽しむことができました。毎年6月24日は、磯部の御神田にでかけてみてはいかがでしょうか。もちろん屋台もたくさんありますよ!
この記事を書いた人
- 志摩市の在住の31歳。おいしいもの、あたらしいこと、つくること、だいすきな結婚2年目の新米主婦です(^o^) よろしくおねがいします (^o^)
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